ACA96におけるレフェリーストップのミス

ACA 96: マーチン・ヘルド(ポーランド)〇3-0ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)

1R開始から1分40秒頃(映像3分07秒)、ブランダォンが左アッパーでダウンを奪った直後、レフェリーがレフェリーストップにしようとブランダォンに後ろから抱きつく動作をしますが、これは明らかなミスで、レフェリー自身も判断を誤ったことを自覚しました。これにより、ブランダォンはダウン直後の追撃ができませんでした。

レフェリーが立ち位置を変えたときにアッパーが入ったため、レフェリーは打撃が見えていなかったと思われます。それは仕方がないとしても、ダウンしたヘルドの状態(ディフェンスができるかどうか、あるいはディフェンスをしているかどうか)を確認しないまま、ブランフォンの背後から慌ててストップをかけようとしました。

この動作は、レフェリーストップにおける①ポジションと見極め方、②判断、③止め方、いずれにおいても適切ではありませんでした。

【参考】JMOCコラム
「ダウン/ノックアウト時の判断/対応」(2018年12月10日)
「試合の止め方」(2018年12月18日)

この試合は、結局、1Rにダウンを喫したヘルドが2・3Rで逆転し判定3-0で勝利を収めました。