グラウンド・ポジションの新定義(2020)について

昨年11月23日(祝・土)、八丁堀にある「TRY Fitness & Sports Space」にて、国内主要プロモーションに参加するMMA審判員が集まり、ABCユニファイド・ルール改正に伴うグラウンド・ポジションの新定義について議論をし、新ルールの解釈を確認をしたうえで周知しました。

その後、年末よりJMOCでは、ルール監修・競技運営等で協力関係にある団体にそれぞれ通知の上、グラウンド・ポジションの定義について改正の準備を進めて参りました。

旧定義では、両足と両手、あるいは、手・足以外の部位(膝、尻、肘など)が床に着いている状態がグラウンド・ポジションとされていましたが、新しい定義では、足の裏以外の体の部位(ただし指を除く)が床に触れている状態がグラウンドとなります。片方の掌や拳、あるいはそれ以外の部位(膝、尻、肘など)が床に触れていればグラウンドです。ただし、指が床に触れているだけではグラウンドにはなりません。

協力団体におけるルール改正の詳細については、各団体からの正式発表をご確認ください。
>アマチュア修斗・2020年度からのルール変更事項(日本修斗協会_1/25)
>DEEP/DEEP JEWELS MMAルール改正について(2020年4月1日施行)(DEEP競技運営機構_2/8)

なお、グラウンド・ポジションの定義について、今後早い時期に改正が予定されている団体は次のとおりです。

・一般社団法人日本修斗協会

・DEEP/DEEP JEWELS

・ZST

・RIZIN FIGHTING FEDERATION

(順不同)


【モデルルール】

足の裏以外の身体のあらゆる部位(ただし指を除く)が床に触れている状態(グラウンド状態であるためには、片手の掌が床に着いている、あるいは指を除く他の身体部位が床に触れていなければならない)。