記者会見の補足

「レフェリーが足りない」「プロモーションごとにルールが異なるにもかかわらず、同じメンバーがレフェリーを努めていて、その人たちの負担が大きくなっている」と述べたことについて補足します。
国内にレフェリーが数十人いるならば、一部の人に負担が集中しないようにみんなで分担すれば良いではないかという意見があります。それはまったくそのとおりです。
しかし、そうすることが実際にできないのは、審判員が数十人いるといっても、試合で起こったことについて最終的にすべてを委ねられる人(責任を負える人)が限られているということなんです。あえて少しキツい言い方をすれば、本当の意味での“レフェリー(referee=〔最終的に〕参照される人)”と呼べる人は数えるほどしかいないということです。
そのような意味で、JMOCがやろうとしていることの一つ(審判員の技能向上)は「『本当の意味でのレフェリー』の育成」と言い換えることができるかもしれません。(松宮)