「RIZIN.28&29回想:ファウル、ペナルティ、そしてスコアカードについて」|The Fighter

以前にも紹介しましたが、オーストラリアから日本の格闘技をより多くの人々に広めるために立ち上げられたサイト“The Fighter”。最新記事のテーマは「RIZIN.28&29回想:ファウル、ペナルティ、そしてスコアカードについて」。両大会における、弥益ドミネーター聡志vsブラックパンサー・ベイノア(RIZIN.28)、瀧澤謙太vs今成正和(RIZIN.29)そして、斎藤裕vsヴガール・ケラモフ(RIZIN.28)を素材に、反則へのペナルティや判定について考察しています。また、上記の試合以外にも、RIZIN.29大塚vs獅庵における後頭部打撃の反則への厳格な処置に言及し、レフェリーが選手の反則に対してペナルティを与えることに前向きな評価をしています。今回も興味深い内容です。

以下、最後のパラグラフだけ、仮訳で紹介します。

「レフェリーの重要な役割は、試合が公平であるだけではなく、安全に行われるようサポートすることであると改めて思わされます。レフェリングの目的は、選手による行為(特に不注意によるもの)を不当に罰することではなく、反則が再び起こらないようにし、選手の安全が損なわれないようにすることです。MMAにおけるペナルティは、とかく挑戦的で物議を醸しがちですが、より厳格な措置を講じることによってMMAを発展させていくことが重要です。そうすることで、ルール違反によって試合の結果が不当に影響されないようになり、ひいては、この『スポーツ』の正当性が高まります。」

Musings on RIZIN28 and 29: fouls, penalties and scorecards|The Fighter