RIZIN.26 HIROYA対シバター戦における裁定変更の経緯

RIZIN.26、HIROYA対シバター戦における裁定変更の経緯が書かれています。事実は記事のとおり、サブレフェリーがHIROYA選手のタップを現認し、公式記録を保留、その後、映像確認と聞き取り調査を行い、競技運営機構として裁定を変更しました。詳しくはリンク記事をご覧ください。

(記事〔無料部分〕の一部抜粋)
―一度はドローということで試合後にお互いがマイクで健闘を称えあったわけじゃないですか。しかし、映像検証の結果、HIROYA選手が腕十字でタップしていた……とドロー裁定が覆ってシバターの勝利。

笹原 あの試合後に競技運営陣から「タップの疑いがあるので、すぐに吟味したい」という報告があったんです。実際にルールでも、『試合の裁定をその場で決するのに適さない事態が発生した場合、審判員は試合結果を保留し、競技運営機構の審議に預けることができる』という項目があるんです。なので試合映像を見返して、レフェリーやサブレフェリーから聞き取りをして検討した結果、タップを見逃したわけじゃなくて、試合を止めることができなかったと。誤審ですね。

―レフェリーが誤審を認めるってかなり珍しいことですね。

笹原 そうなんですよね。正直ボクとしては「ドローのままでいいじゃん」っていう気持ちもあったんですけど、競技運営陣としては「この裁定は正さなくてはいけない」と。

―ガチですね!

笹原 ボクも映像を見返したらたしかに一理あると。でも、最初にその報告を聞いたときに、このタイミングで裁定を変更することの反響の怖さがあったんですよ。

―ネガティブな反応が返ってくるかもしれない、ってことですよね。

笹原 そうです。それにドロー決着でHIROYA vsシバターという作品ができあがったわけじゃないですか。それなのにじつは……とアナウンスをしなきゃいけない。競技運営陣からすると自分たちの非を絶対に認めたいっていうことなんですよ。