チームワーク:RIZIN.18におけるレフェリーとサブレフェリーとの連携

8.18のRIZIN.18では、審判員間の効果的なチームワークが多く見られました。

ケージやリングでは「レフェリーが唯一の裁定者である」とルールには書かれています。しかし、試合においてレフェリーは、技のインパクト、タップの有無、反則の有無、ロープの影響など、あらゆることを見なければならず、一つの位置・視点からではこれらのすべてを正しく判断するのが難しいこともあります。

そのような場合に(あるいはそのような場合に備え)、サブレフェリーはレフェリーの死角を埋め、レフェリーもサブレフェリーに指示を出しながら、協働してレフェリングにあたります。

レフェリーが「唯一の裁定者」ではあっても、レフェリー一人を孤立させることなく、彼が正しい判断をできるよう、チームでサポートする。J-MMAにはそのような伝統があるように思います。
特に、ロープで囲まれた四角いリングでは、レフェリーとサブレフェリーとの連携が大切になる場面がしばしばあります。