CSAC suspends Aspen Ladd’s license to fight at bantamweight after UFC Sacramento loss(カリフォルニア州アスレチック・コミッション(CSAC)がアスペン・ラッドのバンタム級でのライセンスを停止)

7月13日カリフォルニア州サクラメントで開催されたUFC Fight Nightに出場したアスペン・ラッドは、バンタム級(135パウンド:61.2キロ)で試合をするために大幅な減量をしていましたが、試合当日(対ジャーメイン・ド・ランダミー戦)には、計量から18%も重い159パウンド(72.1キロ)まで増量していました。この事態を受けてCSACは、ラッドのバンタム級でのライセンスを停止しました。CSAC役員のアンディ・フォスター氏は、他州のコミッションもCSACにならうことを希望しています。

ラッドは、12月7日ワシントンD.C.で開催されるUFCにおいてもバンタム級で試合をする予定ですが(対ヤナ・クニツカヤ)、フォスター氏によると、ラッドはCSACのドクターによる栄養プランを実行し、12月の試合までドクターの監視を受けるとのことです(ラッドはカリフォルニア州を拠点にトレーニングを行っています)。フォスター氏は、この状況について、次の試合が行われているワシントンD.C.のコミッションとも連絡を取っている、と述べています。

なお、ラッドは、UFCサクラメント大会では、ランダミーに16秒でKOされました。対戦相手のランダミーの当日の体重は148パウンド(67.1キロ)で、CSACのガイドラインである契約体重の10%を超えていません。

カリフォルニア州は、極端な減量の抑制に関して最も進歩的なコミッションのひとつです。フォスター氏は、試合当日の体重が契約体重を15%以上上回っている場合には試合をキャンセルするという新しいルールの制定・実現にも取り組んでいます。このルールが実現すれば、ラッド対ランダミーの試合もキャンセルされていました。(同じ日に行われたシェイモン・モラエスvsアンドレ・フィリのフェザー級(145パウンド:65.8キロ)戦も同様にキャンセルされます。モラエスは試合当日170パウンド(77.1キロ)まで体重を戻していました(17.2%増。試合は1R、3分7秒でKO負け))。

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