両者大流血でノーコンテスト

少し前(6月29日)の試合ですが、Cage Warriors 106のメインイベント、ロス・ヒューストンvs.ニコラス・ダルビーの試合は、第1ラウンド、ダルビーがヒューストンのヒジを食らって前頭部の側面をカット、第2ラウンドは負傷したダルビーが逆にヒューストンの鼻を折りました。ケージ内が血まみれになり、表面がビニールのマット上で2人が滑り始めたため試合を続けるのが難しくなり(ドクターは、両選手の負傷の程度を試合続行可と診断しましたが)、結局、第3ラウンドでレフェリーのマーク・ゴダードが試合を止め、ノーコンテストを宣告しました。
ゴダードは、「私も私の足場を失いつつあったし、両選手も彼らの足場を失いつつありました。それはまるでトルコのオイル・レスリングのようでした」と語ります。

「レフェリーが持つことができる最高のツールは常識です。男たちがあちこちで滑っていました。彼らはまともに立つことができず、足がほとんど効かない状態で、大量に出血しており、試合時間もまだ半分が残っていました。」
「私が試合を止めた理由はアンフェアなアドバンテージが生じるからです。この試合ではアンフェアなアドバンテージは両方の選手にあり得ました。(中略)明らかにわかるように、両選手とも大量に出血していました。それはほとんどコミカルといっても良いくらいでした。私も足場を失いかけていたし、もしかしたら足首を骨折したかもしれない。それが私の身に起こったのであれば気にしませんが、選手に起きてはいけません。」

Referee Marc Goddard explains no contest ruling for bloody Cage Warriors 106 main event