“ボクシングの試合における最も狂気ざたで最悪の審判のひとつ”

15日、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ・トーナメント、クルーザー級準決勝、ブリエディスvsグロワキにおける問題のシーンの流れは次のとおり。

2R2分30秒(残り30秒)頃
①グロワキが左フックをブリエディスの後頭部に打つ。
②ブリエディスがすぐさま仕返しにグロワキの顎に右エルボーをヒット。グロワキ、リングに倒れ込む。
③一旦休憩を入れた後に試合を再開。ブリエディスに減点1。ここから信じられない事態に。

④2R終了直前。ブリエディスが右でダウンを奪う。グロワキは立ち上がる。ここで2R終了のベルが鳴る。
⑤しかし、レフェリーがベルに気づかず、試合を続行。
⑥ベルが鳴り響くなか、ブリエディスは再び、ダウンを奪う。
⑦グロワキは立ち上がって試合続行。リングサイドの関係者がレフェリーに対し、ベルが鳴っていることをアピール。ベルが鳴ってから十数秒後、ようやく事態に気づいたレフェリーが2R終了を宣告。

⑧グロワキ陣営はレフェリーに抗議も、3Rが開始。
⑨グロワキは直後にKO負け。

この結果をそのまま受け入れるのは難しいのではないかと思います。