舞台裏で競技を支える審判員:インスペクター

審判員はレフェリー、ジャッジだけではありません。競技をするための条件をフェアにするために、舞台裏でインスペクターが活躍しています。

入場前の前室における競技用具やボディチェック、バンデージのチェック、グローブの封印、試合中のセコンド監視。これらの仕事におけるインスペクターの厳しい目、毅然とした態度を見ていると感動さえ覚えることがあります。「この人たちがいれば安心だ!」

先日のRIZIN.15における試合前のハンドラップでは、多くの選手が、自分たちのセコンドやトレーナーではなく、JMOCオフィシャルによるラッピングを希望しました。新井・内田両審判員の精度の高いハンドラップによって選手も安心して試合に臨むことができます。

日本のプロモーションで活躍するインスペクターはJMOCのインスペクター講習を受講した方が多いです。インスペクターのみなさんがプライドをもって競技環境を整えてくれるおかげで公正な試合が成り立っています。

RIZIN.15におけるインスペクター(五十音順)
インスペクター:赤坂大将、五十嵐智子、佐々木実乃里、柴田旭、高崎栞、田澤康宏(ジャッジと兼任)、鍋久保雄太、新美吉太郎(ジャッジと兼任)、橋本貴、松村美衣、和久裕治
ハンドラップ専担:新井誠介、内田龍介