「判定」と「ノーコンテスト」の境目

ユニファイド・ルールの新しい規定によれば、アクシデント等により試合を終了しなければならない場合、所定のラウンドの半分から1秒でも過ぎていたならば、試合は判定となります。

もし、アクシデントによる終了が所定の半分+1秒より前であったなら「ノーコンテスト」が記録されます。

【原文】7. In instances where the fight has to be concluded due to unforeseen, non-combat related issues, the fight may go to the scorecards if one-half the scheduled rounds, plus one second (1/2 +1) have been completed.
a. If the non-combat stoppage occurs prior to the ½ +1 mark, the fight is to be scored a “No Contest”

従来は、アクシデント等により試合が続行できなくなった場合、3ラウンド戦にあっては第2ラウンド終了、5ラウンド戦にあっては第3ラウンド終了よりあとでなければ判定にはならず、ノーコンテストとなっていました。

しかし、新しいルールでは、所定時間の中間地点+1秒、例えば3ラウンド戦にあっては第2ラウンドの2分31秒、5ラウンド戦にあっては第3ラウンドの2分31秒に達していれば判定となります。