Fight&Life Vol.67

Fight&Life Vol.67
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ついに日本のMMAはここまできた 各プロモーションから独立した審判員の有志が参加する第三者機関が発足「JMOC」とは何か?
5月30日、異色の組織が設立記者会見を開いた。日本のMMAの審判員育成、設定システムの構築を目指すJMOC(Japan MMA Officials Commitee)がそれだ。各プロモーションから独立した第三者機関として活動するJMOCにかかる期待は大きい。ファイト&ライフvol.67からご紹介します。

5月30日、都内で行われた会見で、会長に就任した豊永稔は『一般社団法人 日本MMA審判機構(以下JMOCと略)設立のきっかけを次のように話した。「これまで、それぞれのプロモーションごとに審判員を育てていましたが、各プロモーションの審判員の間で協力し、技能を高めようと設立しました」かつて日本のMMAはプロモーションによってルールはまちまち。当然のようにレフェリーやジャッジはプロモーションごとに育成するのが常だった。プロモーションによっては育成することすら怠り、レスリングやムエタイなど他競技で実績のある者をそのままジャッジとして採用していたという忌まわしき過去もある。なぜそんなことが許されたかといえば、競技としての歴史が浅く判定基準などが整備されていなかったからにほかならないだろう。(続きはFight&Life Vol.67にて)

JMOC全役員
●会長(代表理事)
豊永 稔(とよなが みのる)
湘南総合法務行政書士事務所代表/ プロ修斗、パンクラス、DEEP・DEEP JEWELS、RIZIN 審判
員ほか
●副会長(理事)
植松 直哉(うえまつ なおや) 
一般社団法人日本ブラジリアン柔術連盟理事・審判部長/DEEP・DEEP JEWELS、GRANDSLAM 審
判員ほか
松宮 智生(まつみや ともき) 
清和大学法学部准教授
●理事(50 音順)
高本 裕和(たかもと ひろかず) 
高本道場代表/ パンクラス、RIZIN 審判員ほか
中川 知己(なかがわ ともき) 
RIZIN ドーピング検査部部長/UFC JAPAN、DEEP・DEEP JEWELS チーフドクター
福田 正人(ふくだ まさと) 
RIZIN 審判部長、DEEP・DEEP JEWELS 審判部長/プロ修斗、パンクラス審判員ほか
横山 忠志(よこやま ただし) 
一般社団法人日本修斗協会副会長/ プロ修斗審判員

写真は5月30日に会見に臨んだ植松直哉、豊永稔、松宮智之(左から)敬称略。