再判定制度のメリット・デメリット、あるいは運用の適正性
複数の海外MMAメディアの報道によると、6月30日に行われたONE Championshipでの試合の判定が覆されました。Jia Wen対Petpayathai(フェザー級)は、当初、0-3でPetpayathaiの勝利となりましたが、ONE側は、「判定基準のすべてを見直し再判定をした結果、Jia Wenが採点上僅差でPetpayathaiを上回った。判定は、ONE競技委員会によって正式に変更され、Jia Wenが正しい勝者であることが宣告された」と発表しました。
再判定に至った経緯はくわしく説明されていませんが、ONEでは、「際どい判定の時は24時間以内にONEの14人のオフィシャルコミッティーが試合を見直す」そうです(コメント欄参照)。記事からだけでは詳細がよくわかりませんが、我々が競技運営に関わる国内の競技では、試合後の再判定の制度は採用されていません。
ジャッジの育成・選考や判定の妥当性の評価など、我々もこれらの課題に将来直面することがあるかもしれません。ONEのような制度のメリット・デメリット、あるいは運用の適正性について検討していきたいと思います。
なお、情報ソースは以下のとおりです。