反則「小さな関節への巧みな操作による攻撃(small joint manipulation)」

手の指と足のつま先が「小さな関節(small joint)」です(手首、足首、膝、肩、肘などはすべて大きな関節です)。指をひねったり、反らしたりする行為が「巧みな操作(manipulation)」に当たります。
攻防中に相手の指をつかむときには手足の指3本以上をつかまなければなりません。指を反らす場合でも3本以上の指をまとめてつかんでいれば反則にはなりませんが、2本以下しかつかんでいなければ反則になります。
なお、相手の足の甲を踏みつける行為は、つま先に対してダメージを与えますが、「巧みな操作(manipulation)」には当たらず、MMAユニファイド・ルール上は反則ではありません。ただ、一部のプロモーションやアマチュア大会などではこの行為も反則とされていることがありますので、事前に確認してください。