「UFCのアーリー・ウェイイン廃止は、相次ぐ減量失敗の解決策となるのか」Dropkick :MMA Unleashed(高橋テツヤ)

減量失敗の問題を考えるための材料が多く示されていて、たいへん興味深い記事です。アーリー・ウェイインを導入した当初の目的、結果と現状、多くの選手からのコメントなどが簡潔にまとめられています。高橋氏による次のまとめのコメントは、問題の深層を突いているように思います。

「ニュージャージー州の研究では、試合当日の体重が大きい選手の勝率は52%で、体格差による有利不利は統計的には認められないことが明らかになっている。このことはつまり、サイエンスの問題ではなく、文化的、心理的な問題であることを示しているのである。 みんながやるから自分もやる、という危険なゲームが蔓延(まんえん)している。そこに切り込む策を打たなければ、問題の解決には至ることは難しいだろう。」
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1577228