反則「消極的な行為」(timidity)の定義

「消極的な行為」は、意図的に相手との接触を避け、闘いから逃げるあらゆる行為やふるまいを指します。
例えば、わざとマウスピースを吐き出す(落とす)、背中を向けて相手から逃げる、わざと倒れる、現実には発生していない反則・アクシデント・ケガをアピールする(ケガのふりをする)、などです。
原語の“Timidity”は、「臆病」を意味します。積極性(aggressiveness)が競技のベースにあるMMAにおいて、“timidity” は、MMAの基本的性質に反し、競技そのものの成立を妨げる反則です。